実は長いこと気になっていたことがありました。
それは、全国民、とりわけ元々健康な子供たちがマスク着用をほぼ1日中、なかば強いられていることです。
確かに感染の危険性が高い状況でのマスク着用は必要ですが、それほど混雑していない状況で、必ずしも必要ではないと思われる時にもそのまま着用しているのが現実です。状況に応じて簡単に切り替えができないので仕方がない面もあります。
例えば、学校や地域によっては、体育の時にマスクをしている子どもたちもいますが、その場合、周りの状況(混雑状況)に応じてマスクをつけたり外したりすることは難しく、結局はつけたままになっている事が多いようです。(私の近くの小学校では、ほぼ全員が校庭でマスクをつけて走り回っています。)
運動時は活動量も多く必要とする酸素量も当然多くなりますが、それが十分にまかなえているとは言えない状況にあります。
(みんなで集まって先生の話を聞いている時などは割と密集するのでマスクをきちんと着ける必要はあると思いますが、その後、校庭を走り回る時には、感染の危険性は低いので、マスクは通常よりも密閉度を落とした着用方法も可能だと考えます。)
マスクをきちんとした状態では、息苦しさを自覚することはもちろんですが、新鮮な酸素を取り込むことを一日中制限し、しかも、不十分な換気の中、二酸化炭素の多い呼気を再び吸い込むことになります。
(自動車のエンジンが排気ガスを吸い込んで燃焼しているようなイメージでしょうか?)
これについては、実際に、長期的に、体、特に脳の発達に影響が出る可能性があるとする報告が数多く出ています。
【マスクの取り返せない弊害】ドイツ神経学者が「酸素欠乏は永久的な神経障害を引き起こす」と警告 (life-protect.info)
こうした状況に対し、何かできることはないかとずっと考えていました。
具体的には、次のような切り替えが簡単にできないものか、と考えていました。
・感染の可能性の高い時には通常の密閉状態を保ち、
・それ以外の時、例えば、周りに人が少ない時、多少人がいても、対面状態にならない時などには、マスク着用時にマスクと顔面の間に適度に隙間を作り空気の流量を増やし息苦しさを改善する。しかも、簡単に。
(感染の可能性が低い時は、ウイルスを含んだ唾液を飛散させたり、それを受けることを防ぐことを目的にすれば良いので、マスクの密閉度を下げることは問題ないと考えられるので)
いろいろと試行錯誤の結果、やっとアイディアがまとまりました。
アイディアはいくつかあり、かなり本格的なものもありますが、
とりあえず、最低限の効果が確保できて、簡単に実施可能なものを提案します。
意外と簡単にできるものです。
ポイントは
「マスクを着けた状態で、顎部に隙間を作り空気の出入りができるようにし、
状況に応じて、簡単に、この隙間を調整できるようにする」ことです。
具体的な方法を下記のレポートにまとめましたので、内容をご確認の上、ご賛同いただけるようでしたら、
URLを添付しますので、このレポートを紹介してください。
URLはこちらをコピーしてお使いください。 https://bit.ly/3uMgXR8
宜しくおねがいします。
解決心理研究所 阿部正人
★★レポート★★
題名 「日々のマスク装着による過剰な低酸素状態を防ぐために-マスク装着方法の提案」
問題点 日常的にきちんとマスクを着用することにより、気づかないうちに慢性的な低酸素状態に陥っているます。
これは身体、脳の発達に対し悪影響を及ぼす可能性があります。(あらゆる年代の人に言えますが、成長過程にある子供達にはとっては特に大きな問題です)
子どもたちは、みんなで集まって先生の話を聞いている時などは割と密集するのでマスクをきちんと付ける必要はあると思いますが、その後、校庭を走り回る時には、感染の危険性は低いので、マスクは通常よりも密閉度を落とした着用方法も可能だと考えます。
マスクをきちんとした状態では、息苦しさを自覚することはもちろんですが、新鮮な酸素を取り込むことを一日中制限し、しかも、不十分な換気の中、二酸化炭素の多い呼気を再び吸い込むことになります。(自動車のエンジンが排気ガスを吸い込んで燃焼しているようなイメージでしょうか?)
これについては、長期的にみて、体、特に脳の発達に影響が出る可能性があるとする報告が数多く出ています。
【マスクの取り返せない弊害】ドイツ神経学者が「酸素欠乏は永久的な神経障害を引き起こす」と警告 (life-protect.info)
対策 周囲の状況が、感染の危険性があまり高くなく、ツバを飛散させること、それを受けることを防げれば良い時は顎の下に隙間ができる状態にして着用することで、息苦しさ、低酸素状態を防ぎます。
そして、感染の危険性が高い状況では、隙間を減らし通常通り密閉した状態で着用します。こうした切り替えをこまめに行うことにより、マスクによる密閉状態-すなわち低酸素状態を必要最小限にして体への負担を減らすことができます。
具体的方法
1.マスクの準備
(1)不織布タイプ
(鼻の部分に、金属やプラスチックが入ってマスク形状を自由に維持できる)
①上下逆さまにつけ、顎の部分に金属やプラスチックが当たるようにして、図のように顎部に隙間ができるように変形させる。
②感染の危険性が低い時はこの隙間を作った状態で、密閉させずにマスクを着用します。
(2)布製マスクタイプ(例 国が一斉に配布した、いわゆるアベノマスク)
(鼻部に形状を保持する金属やプラスチックがないタイプ)
→以下の材料を準備し、(1)不織布タイプと同様の状態を作る。
【材料】(全て100均(ダイソー)100円で買いました。)
①ラッピング用の針金(ラッピングタイ、デザインタイ:細い針金をビニールで覆ったもの)
②布に使える強力両面テープ
③片面に両面テープを貼ったラッピングタイを、布マスクの内側、顎部に貼り付けます。
(このマスクは、いわゆるアベノマスクです。初めて開封し役に立ちました。)
④そして、(1)不織布タイプの時と同様に顎の部分に隙間を作るように変形させます。
⑤感染の危険性が低い時はこの隙間を作った状態で、密閉させずにマスクを着用します。
2.効果の確認
顎の下に手を当てて、息を吐いた時、顎の隙間から息が出てくるのが感じられれば合格です。
そうなるように、マスクの位置、隙間の形状を調整します。
3.使用方法
(1)周りに人が少ないなど、感染の危険性が低い時
上記、マスクを、顎部に隙間ができて息苦しくないような形状にして着用します。
(補足)隙間が自分の首の方向に向いているので、突然、くしゃみをしたりしてツバが飛散することがあっても、周囲への影響は最小限に抑えられます。
(2)人混みなど、感染の危険性が高い時
マスクの形状を変形し、顎部の隙間を減らし、ピッタリと密閉した状態で着用します。
(マスクのサイズによっては、マスクの形状はそのままで、顎をすっぽり覆うようにマスクを下まで下げるだけで、顎部の隙間がつぶされて密閉した状態になることもあります。)
マスクは、感染防止のメリット、酸素の必要性など、その場の状況に応じて、賢く利用したいものです。
解決心理研究所
阿部正人